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精子と頸管粘液の不適合による不妊症

不妊症で、原因が精子と頸管粘液の不適合によるものは全体の1割を占めています。

子宮頸管から粘液が分泌されるのですが、これが子宮の入り口で精子が子宮内に入るのを止めてしまうことがあります。

これによって妊娠しづらくなってしまうのです。

また、頸管粘液が抗精子抗体という物質を作ることがあります。

これは、子宮の中に入ろうとする精子を殺してしまう物質です。

粘液の改善や人工受精という方法で治療を行います。

頸管粘液の性状を悪化させる原因として、卵胞の発育障害があります。

良性の頸管粘液のためにはエストラジオールという物質が必要です。

しかし、卵胞の発育が良くないとこの物質が少なくなり、不妊となってしまいます

また、卵胞の黄体化が早いと、プロゲステロンという物質がたくさん作られてしまい、頸管粘液の性状を悪化させてしまいます。

頸管粘液が正常かどうかということは、検査で調べることができます。

頸管粘液検査や抗精子抗体検査を行うことでわかります。

もし頸管粘液に異常がない場合は、性交のタイミング指導などを受けることになります。

しかし、異常がある場合には頸管粘液不全と診断され、それが卵胞ホルモンの分泌障害によるものなのか、子宮頸管炎などの疾患によるものなのか、詳しく検査をします。

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